力武司法書士事務所

　１１月４日に、オンラインにて研修会が行われた。講義は、電子契約サービスと商業・法人オンライン申請に関する研修であった。

　まず、電子契約サービスを取り巻く状況の変化について説明があった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う非対面、テレワーク業務の推進や脱ハンコの流れ、それに合わせてオンラインによる業務を活用するための法改正が行われました。近年、利用が進む各種の電子契約サービスの紹介とその特徴について話があり、今では法人の約２０％が電子契約サービスを利用しているとのデータの紹介がありました。

　それらの動きの中で今回の研修では司法書士業務に関係してくる取締役会議事録などの議事録作成と電子契約サービスの関係について特に詳細に講義が行われました。電子証明書の種類やその違いやメリット、デメリット、業務を行う上での注意するべき事柄について、さまざまな資料を用いて具体的に説明があり、参考になりました。

　新型コロナウイルス感染拡大以降は、オンラインによる研修会も活発に行われるようになって、今回の研修は、年々利用が拡大している電子契約サービスについての講義であり、佐賀でもオンラインなどの新たな範囲の業務は他人事ではない状況になっています。
まだまだ経験の浅い分野ですが、これからも情報や知識を収集して時代の変化に適応するように心がけたいと思いました。