力武司法書士事務所

　２月２５日に業務研修会が開催された。講義は、最初に犯収法の改正などについて、その後に登記業務研究会委員による登記業務の事例報告が行われた。

　まず、犯収法の改正内容について説明が行われ、その後にそれに伴う業務への影響や規則の改正点などの解説がなされた。国際的な金融ルールに合わせた変更であり、それが司法書士業界にも及んでいることがわかった。

　その後の講義では、登記業務研究会の委員５名がリレー形式で自ら受任した事例の報告が行われた。珍しい法律や制度から、つい見落としがちになってしまう実務上の注意点など自分自身も考えさせられる点が多かった。相続土地の国庫帰属に関する情報提供もあり、今年４月２７日から利用が開始されるため、依頼者に対して正しい情報提供ができるように整理する必要があると感じた。