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2008/05/21(トピックス)

ギャンブル依存症への相談従事者セミナーに参加しました。

 平成20年5月16日、佐賀県小城市の精神健康福祉センターで
開催されたギャンブル依存症への相談従事者セミナーに参加し
ました。

 講師にギャンブル依存症ファミリーセンター「ホープヒル」
代表の町田先生を迎え、ギャンブル依存症患者の基礎知識は
もちろんのこと、その対処方法について、参加していたセンター
の職員の方々をはじめ、弁護士や司法書士の法律専門家及び
消費者相談員それぞれの対処方法を丁寧に教えていただきました。

 漠然とギャンブル依存症ということについて認識をしていました
が、実際は「病気」であるという意識で考えたことはなかったと
思います。世間の認識も同様ではないでしょうか?

 このセミナーで大変ありがたかったことは、それぞれの関係機
関の方たちとコミュニケーションをとることができ、横のつながり
が持てたということです。我々は仕事柄、債務の相談を受けるこ
とがありますが、「ギャンブル依存症では?」と感じることが
間々あります。その時にどう対応するべきか、このまま仕事と
して借金の整理だけをすればよいのか、といつも頭を悩まして
いました。

 しかし、このセミナーで、先生から基礎的な知識が学べたこと、
横のつながりができたことで、顔が見える専門家に回すことが
可能になったこと(基礎知識があっても、「もちはもちや」と
と先生に教わりました。)で、今後よりよい対処方法ができると
確信しました。

 余談ですが、「ホープヒルたより」を読ませていただきました。
ギャンブル依存症は病気だと知ったものの、私がもしこのつらい
家族の立場に立たされた時、正しい対応ができるのか、考えされ
られました。本人だけではなく、一番近くにいる家族も、もっと
つらい思いをし、ギャンブル依存症と、そして自分と戦っている
のだと知ることができました。また、ギャンブル依存症は「病気」
なんだということを世間はもっと認識しなければいけないと思い
ました。



 

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