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2008/05/22(トピックス)

高齢者の被害と成年後見

 最近、高齢の両親や兄弟が高額な商品(換気扇、健康食品、床下換気扇、マッサージ器、浄水器)を買っていた。ところが、その高齢者は、こんな高価な商品なのに商品が、どこにあるのか、いつ買ったのか、いくらのローンを組んでかなど知りません。子どもや兄弟が自宅を探したが、マッサージ器を6個買ったのに、自宅には1個しかったり、ローンの契約書はあるが商品がなかったり、家族としては驚くばかりです。

 人は、いずれ弱っていくものでしょうが、家族が守ってあげる必要があります。そのために何ができるか、家族は知っておくことが大事です。

 成年後見制度をご存じですか。消費者契約をご存知でしょうか。遺言制度をご存知でしょうか。法制度は、人を守るためにあるのです。皆さん大いに利用してください。しかし、失敗しないよにしてください。

 「子供に財産はまかせる」と書かれた遺言では、子供は、財産を相続することができません。
 「佐賀の土地をやる」同じです。
 遺言は、法律でそのやり方が決まっています。専門家に相談し、自分の意思が死後確実に実現するよにしたいものです。

 また、自分がすこし「物忘れ」をしだした思う方は、遺言と任意後見制度を利用してください。自分の判断能力が低下した場合に、自分の意思を実現できる制度です。遺言と任意後見契約により、自分の老後を守りましょう。また、家族に皆さんも安心できると思います。

当事務所は、積極的に高齢者を守るために、高齢者や家族と共に老後の人生計画をお手伝いしたいと考えています。
ぜひとも、ご相談ください。


 




































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