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2008/09/08(トピックス)

研修会「認知症とその対応」に参加して

 9月6日福岡市において「認知症とその対応」の研修会があったので参加。知的しょうがいの研修会もありました。
認知症において必ず見られる症状であり、通常は進行性で回復し難い症状、記憶障害・見当識障害・思考・判断力の障害が中核症状です。
 記憶障害は、新しいことを覚えこむこと(記銘力)、覚えたことを保持すること(保持力)、覚えたことを思い出すこと(想起力)などの能力が低下します。
 記銘力が低下すると、新しいこと、固有名詞、新しい名前や数字を覚えられなくなります。
 保持力が低下すると、歌詞、知人名、毎日の生活で身につけた家事等は加齢の影響を受けにくい。
 想起障害は、度忘れ「あの人」「あれあれ」などです。
見当識障害は、時間、場所、人に関する障害で、時間は、年、月、時間、季節感などがなくなります。
そのため心理テストを行って判定します。長谷川式は私が利用する検査方法です。例えば、100から7を引いいてください。6−8−2の数字を逆から言ってください。などです。30満点の減点法です。一度試してみては如何でしょう。
質問内容                       配点
歳はいくつですか                    1
今日はいつですか  年                 1
          月                 1
          日                 1
         曜日                 1
今いるところはどこですか。家ですか。病院ですか     1
100から7を引くといくら               1
その数字からまた7を引く                1
6−8−2を逆から言ってください            1
これから示す品物の名前を言ってもらう
(但し、示したあと隠す)            3・4・5

減点した合計が21点以上でしたか。





















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