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2008/09/16(トピックス)

株式上場について(一日目)

 平成20年9月13日から14日にかけて、大阪で会社法を中心に
研修会に参加してきました。
 初日は、上場の話でした。普段から上場の言葉はよく耳にしますが、
上場の話を持ちかけられたことはないため、実際どのような手続きにより、
上場までたどり着けるかという話には大変興味深いものがありました。
どの市場に上場するかで、形式基準が大きく違い、また形式基準を
クリアしても、実質基準の審査に通らないといけないことや、すんなり
審査を通ったとしても、それまでの3年近くの年月を要するという
ことでした。また、上場までの資金についても規模によると思いますが、
億単位の費用が必要になり、上場を目指して、実際上場を成し遂げた会社は、
一割程度だそうです。
そこまでして上場にこだわるメリットとしては、社会的信用やそれに
伴う資金の調達がしやすくなることです。
 上場に関しては、公認会計士等の領域になるとは思いますが、
上場に伴う会社の支配権の問題等があり、種類株式の有効な利用
方法など司法書士にもアドバイスできる場面はたくさんあると思いました。

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