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2009/02/16(トピックス)

成年後見人はキーパーソン

 最近、福祉関係者と話をすると障がい者自立支援法が施行されて知的障がい者、身体障がい者、精神障がい者が施設での生活ができず、地域にでるようになったということを聞きます。 確かに施設生活より地域生活の方が良いと思います。しかし、地域に帰っても家庭で観ることができず、ひとり寂しくいる知的障がい者等が増えています。支援をする人にも限界がり、責任をもって支援をすることができない状況があるようです。

成年後見人制度は、知的障がい者等の代理人となり、同意権や代理権を使うことにより悪徳商法などから知的障がい者等を守ることができます。
 この制度は、今後、非常に期待できる制度だと思います。しかし、残念なことにこの制度は家庭裁判所が運営しているため法的専門家が係ることが多く、障がい者の置かれている状況を十分理解していません。障がい者の現状を理解してもらうために運動をしていくとともに障がい者も置かれている状況を理解している専門家に相談することをお薦めします。

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