力武司法書士事務所

　５月２６日、アバンセにおいて貧困問題研究会・さがの研究会が
開催され、大学関係、弁護士、司法書士、県職員、市職員等各関係
団体から20名ほどが参加されました。

　今回は、佐賀における生活保護の現状について県及び市の保護課
の担当者から説明があり、参加者において生活保護に関する運用等
について活発な議論が行われました。

　私自身も生活保護申請に同行する機会がありますので、日頃疑問
に感じていることを聞くことができ、また、参加者の方が問題提起
されることに対しても非常に考えさせられるいい研究会でした。

　また、私たち法律家はどうしても法的に考えがち（それが仕事
なのですが）ですが、生活保護の受給ができるようになって終わり
でなく、その後の自立支援についてもサポートできる環境を作る
ことが必要であると思いました。