力武司法書士事務所

　　　３月18日、19日グループホーム主催の認知症サポーター養成
　　講座に参加しました。内容としましては、まず施設の方から認
　　知症の原因、周りの人の対処方法等を説明され、その後、私が
　　成年後見制度の説明をさせて頂きました。
　　

　　　２日あわせて20人程度の参加でしたが、非常に熱心に話を聞
　　いていただき、また積極的に質問されたため、関心の高さがう
　　かがわれました。
　　

　　　平成12年に現在の後見制度が創設され現在に至っていまが、
　　なかなか利用数が上がらない理由として、この場でも「成年
　　後見制度の話を始めて聞いた。勉強になった。」との意見か
　　ら、まだ知らない方が多いと思います。我々としましてのこ
　　のような場に積極的に参加して、地域の方に周知を図ること
　　が必要であると感じました。

　　　また、この講座には、施設の方、その地域の高齢者、その
　　親族、地域包括支援センターの方が参加されていました。認
　　知症等で判断能力が不十分な方の支援は後見人一人ができる
　　ものではなく、その周りの人の理解、サポートが必要です。
　　このような場が多く開催されることにより、サポートのネッ
　　トワーク作りが進み、地域で支えることのできる体制ができ
　　ることが一番理想だと感じる講座でした。