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相談・コミュニケーション研修
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2016/08/30(トピックス)
相談・コミュニケーション研修
8月27日に神奈川県司法書士会所属の稲村厚講師による相談・コミュニケーション研修が行われた。本研修では、受講者が円状にいすに座って、他の司法書士と積極的にコミュニケーションを取る形で講義が行われた。今回の研修のねらいは「言葉の3つの段階を知る」「コミュニケーションを考える」「援助的コミュニケーションを考える」であった。
まず「言葉の3つの段階を知る」では、事実・推論・断定という3つのレベルについて説明がされた。そして人が話をするとき、自己の価値判断を含む「断定」を多く使用していることが分かった。
次に「コミュニケーションを考える」では、伝言ゲームの実践を通してコミュニケーションにはある程度の知識が必要となること、知らないことは自身の経験や知識に基づいて他のことに置き換えられてしまうことを学んだ。
最後に「援助的コミュニケーションを考える」では、司法書士として相談者とどのように向き合うべきかについて、積極的に提案をするパターンと意見を表明せずに相談者の意見を尋ねるパターンの2つのパターンの対応を実際に試すことでその差異をはっきりと感じ取ることができた。
今回の研修を受講したことで、人は一部分の事実と自身の主観で話をすること、コミュニケーションはあいまいなものであり、自己の経験と知識をもとにやり取りを行うことを学ぶことができた。今回の研修から、相談者に対して自己の経験と知識だけで断定的に判断せず、相談者の考えを聞き、相談者に理解しやすい説明を心がけたいと思った。
力武聡一郎
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まず「言葉の3つの段階を知る」では、事実・推論・断定という3つのレベルについて説明がされた。そして人が話をするとき、自己の価値判断を含む「断定」を多く使用していることが分かった。
次に「コミュニケーションを考える」では、伝言ゲームの実践を通してコミュニケーションにはある程度の知識が必要となること、知らないことは自身の経験や知識に基づいて他のことに置き換えられてしまうことを学んだ。
最後に「援助的コミュニケーションを考える」では、司法書士として相談者とどのように向き合うべきかについて、積極的に提案をするパターンと意見を表明せずに相談者の意見を尋ねるパターンの2つのパターンの対応を実際に試すことでその差異をはっきりと感じ取ることができた。
今回の研修を受講したことで、人は一部分の事実と自身の主観で話をすること、コミュニケーションはあいまいなものであり、自己の経験と知識をもとにやり取りを行うことを学ぶことができた。今回の研修から、相談者に対して自己の経験と知識だけで断定的に判断せず、相談者の考えを聞き、相談者に理解しやすい説明を心がけたいと思った。
力武聡一郎