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2019/02/28(トピックス)

平成31年2月23日の業務研修会

 2月23日に、今年最初となる研修会が行われた。講師は桜美林大学大学院経営学科研究科の斎藤隆夫教授で、講義のテーマは、司法書士の専門職倫理仕組みと実践 ミスの防止策であった。

 齋藤講師からは、司法書士法と司法書士倫理の関係、専門職倫理との関係について講義が行われた。その中で、委任契約や受任したことを意識すること、「おかしいな」という直感を大切にして注意を払うことの大切さなど話があった。また、今まで大丈夫だったから今回も大丈夫、知人の紹介だから大丈夫と油断せずに司法書士としてすべきことをしっかり行うことの重要性を講義の中で触れられて、あらためて司法書士として業務をどのようにして進めていくべきか、依頼者にどう向き合うべきかを考えさせられる講義になった。

 次に、司法書士がグループで課題の検討を行った。預かり金の管理や宣伝広告方法についてそれぞれ司法書士が意見を出し合った。近年、弁護士や司法書士による横領事件が新聞等で報道されるなかで、自分の立ち位置を再確認できる良い機会になった。

 今回の研修は、司法書士としての倫理、考え方を中心とした研修であり参加したそれぞれの司法書士が自らの倫理や考え方を再確認する研修になった。ベテランから若手までさまざまな考え方で業務を行っているが、そこで大切にしたい考え方を共有できた有意義な研修であったと思う。

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